お客様の声

楽しかった岩手での生活

この家を建てる前、私たちは岩手県盛岡市に11年ほど住んでいました。

永住するつもりで、家も建てて…。

家の中に薪ストーブがあって、自分で薪割りをしたり、

休日もお友達と山登りをしたり、自然に近い生活をしていました。

しかし仕事の都合で知多半島に引っ越すことになり、岩手を離れることに。

１１年間の生活が本当に楽しかったですし、

特に妻は友達もたくさんいたので、

離れるのがさびしかったんじゃないかなと思います。

こちらに来た当初は家を建てるつもりは全く無く、

一軒家を借りて住んでいたのですが、

借りている部屋だと釘一本打つことも気を使うじゃないですか。

私は自分でどんどんいじれる家が好きで、

岩手でもそんな自由な暮らしを満喫していたので

「やはり自分の家が欲しいな」と思い始めました。

自分で手を加えられる家。

ある意味未完成な家を作りたい。

少し傷が入っても、色が擦り切れても良い味が出るような…。

そんな家を作る為、土地探しと並行して建築会社探しがスタートしました。

車好きな岩橋さんとはすぐに意気投合

とは言ってもお互い愛知県に住むのは初めてで、

土地勘も無ければ地場の良い建築会社さんも知りません。

最初はハウスメーカーなども見に行きましたが、

整然とまとまりすぎている印象を受けて、私の好きな雰囲気とは違うと感じました。

そんな時、たまたまインターネットで検索していて

岩橋建築さんのガレージのサイトを見つけました。

車が好きなところは私も同じだったので、

同じ雰囲気を持った人なのではないかとピンときた私はすぐ電話。

お電話での岩橋さんの第一印象は「良い人そうだなぁ」ということ。

家の話よりも車の話で盛り上がりました。（笑）

じっくりと話を聞いてくださる岩橋さん。

ああでもないこうでもないと話をしている内に気付けば40分が経過していました。

その後実際にお会いして打ち合わせをしながら話を進めていったのですが、

大手のハウスメーカーさんとは違い岩橋さんは

良い意味で商売気がなかったのが良かったです。

家を売るというより、「良かったらこんなことも出来ますよ」

と柔らかくご提案頂くことが多くて、

私たちも安心して家づくりをお任せできそうだと感じました。

岩橋さんのそんな人柄に惹かれて、私たちは家づくりをお願いすることにしました。

岩橋さんを一言で表すならこんな人！

一見大工さん！という印象を受けますが、

話し出すと絶好調にしゃべってくれることもありますし、面白い人ですよ。

以前、伸ばすと２倍の長さになるという天然パーマについて話してくれて、

鉛筆なども頭にさしていると髪の毛に絡まるようで、

そのエピソードが凄く可笑しかったことを覚えています。（笑）

岩橋さんの懐の深さを知った打ち合わせ

岩手では家の内側に全面無垢材を使っていたのですが、

住み心地が凄く良くて。

「木をなるべく出した家を作りたい」という要望を出して、

実際イメージに合う写真も持って行ったのですが、

岩橋さんは嫌な顔一つせず受け入れてくれました。

「寧ろイメージが汲み取りやすいのでどんどん持ってきてください！」

と言ってくださって…懐が深いですよね。

クロスは施工した時は綺麗ですが、

年を重ねるごとに傷んできてしまいますよね。

でも無垢材などの自然素材は使いこんだだけ味が出るじゃないですか。

それが好きなんです。

良い家を作りたいからこそのこだわり

私たちの要望は自然に近い暮らしがしたいということ。

その暮らしの中に、「お日様が入る家にしたい」

「木を全面に使用した家にしたい」などという細かな要望があったんです。

それを岩橋さんは家づくりのプロとしてかたちにしていってくれました。

「では窓はここにつけよう」「ここはこうしよう」などと言ってくれて。

ガレージ（土間）も岩橋さんのご提案でした。

土間と言っても、私が想像していたのはもう少し段差が少ない土間でしたが、

岩橋さんのプランだと段差に腰掛けることが出来るくらい

高さをつくったほうが良いとのことだったので、そのようにしてもらいました。

引き渡し後そこにダイニングテーブルを置いたのですが、

段差に腰かけると机の高さと丁度ぴったり。

これには感動しましたね。

あとは本来壁の内側に隠れてしまうOSBという壁材を

あえて出してみようということも岩橋さんからのご提案です。

「どうですか？！」との問いに

「いいですね！やりましょう！」と私もノリノリで。（笑）

でもその提案のおかげで全体の雰囲気がかなりおしゃれになったと思います。

岩橋さんは商売気は無いけれど、家づくりに対して

「ここだけは譲れません！」という部分があるんです。

だからこそ、信頼できる。

だからいろいろ私たちに聞いてくれるのですが、

最終的に岩橋さんが決める！ということもあるんですよ。

良い家を作りたいからこその岩橋さんの想いは十分伝わってきますし、

私たちも岩橋さんの意見にお任せしたのですが、

後になって岩橋さんの意見を聞いておいて正解だったなと思います。

例えばこの土間の段差を岩橋さんのプランよりも

少し低くしたいと伝えたのですが、「いや、ここは４０センチ位が良いと思うんです！」

と言われた為、その通りにしてもらいました。

結果としてこの段差を利用してダイニングを使ったり、

妻が段差に腰かけたりしているのを見て「なるほどね」と納得。

使いやすさって建てる前じゃわからないものですね。

好きな物に囲まれて　　ヴィレバン風ガレージ

置いてある雑貨は全て以前の家にも置いていたものです。

ヴィレッジバンガードのようなごちゃごちゃ感が好きなのですが、

知多半島に引っ越してきてから１年賃貸だったので

あまり飾るスペースが無かったんです。

それを岩橋さんに伝えていたところ、

壁一面に小物や雑貨を飾れる場所を最大限作ってくれて。

ようやく飾ることができて本当に嬉しいです！

まさしく私が好きな雰囲気になりました。

【その他のお気に入りポイント】

・土間の段差の部分

・外との隔たりが曖昧なところ

・お互いの顔がよく見えるところ(笑)

妻は土間の段差の階段部分が定位置です。

私はよくソファでごろっと寝転んだり座ったりしています。

この家はどこでもごろごろ出来るところが良いんです。

また、１階にいても２階にいる妻の生活音が聞こえてきたり、

２階から呼べばすぐに反応し合える、

そんなお互いの空間を共有が出来るところが私たちにはぴったりでした。

家・土間・庭と外との隔たりが曖昧なところも好きなのですが、

開放的すぎて着替えの時など場所を求めてさまよってしまうこともあります。（笑）

それ位解放感があり、気持ち良いです。

業者さんとお客さん、という関係を超えて今では友達に

実はこの家に住み始めて２ヵ月位経った頃に足を骨折してしまって

入院することになり、妻も病院近くの実家へ戻っていたんです。

そんな時、岩橋建築の奥さんが妻に変わって野菜や樹木への水やりをしてくださったっていたんです。

しかも、時々家に帰っていた妻のタイミング＆時間に合わせて岩橋建築の奥さんが遊びに来てくれてて。

近くに知り合いも居なかったので、心配していたのですが、妻に心細い想いをさせる事もなく、

本当によくして頂きました。

家づくりが終わった後なのにそんなに気にかけてくれて、

私の怪我をきっかけにより一層絆が強くなった気がします。

業者さんとお客さんという関係を超えて、

今では奥さん同士名前で呼び合う仲になっています。

楽しそうですよ。

私の外泊許可が出たときにも岩橋さん家の子供たちも

連れて遊びに来てくれて、車いすで遊んだり、楽しい時間をくださいました。

それ以外にもタケノコを一緒に堀りに行ったり、

お子さんからかわいらしいお手紙をもらったり、

縄跳び対決の挑戦状をもらったり…(笑)

あの時は２人でホームセンターに行って縄跳びを買いに行きましたね。

負けてられません！(笑)

今では私のことを「かーくん」と呼んで慕ってくれて、嬉しいです。

これからも続いていく家づくり

今後家のことは全て岩橋さんにお願いするつもりです。

岩橋建築の大工さんはもちろんですが、

水道屋さん、電気屋さん、板金屋さんなど、

岩橋さんと一緒にこの家を作ってくれた職人さんたちも

皆さん面白くて良い人ばかりで、最後はみんな名前で呼び合える仲になりました。

「この人たちと一緒に建てているんだ」という一体感が何故だか嬉しくて。

岩橋さんとはご近所なので、家のメンテナンス以外でもぜひ遊びに来てもらいたいです。

これからもお世話になりますが、宜しくお願いしますね。